フォーカシングの効果

先日、胃の調子が悪くなり、薬を飲んでいるけれどあまり良くならない・・・という方のカウンセリングを行いました。

お話を聞いてみると、精神的なストレスが大きいようでした。

心と体は繋がっています。

心に負担がかかると必ず体に症状が出ます。

フォーカシングで胃の症状に寄り添ってもらいました。

次に、胃だけでなく、肩から背中にかけても重い感じがするということだったので、肩の重さもしっかりと感じていただき、その重い感覚に寄り添ってもらいました。

すると、その方は「感覚に寄り添う」ことをしただけで、肩から首にかけての重みが無くなり、胃の気持ち悪さまで軽くなったのです。

その方も驚かれていましたが、私も改めて「感覚に寄り添う」ことの重要性に気づかされました。

体の不調も、「胃が少しムカムカする」「肩が重い」など、ガマンできる程度のものだと見過ごしてしまいがちです。

しかし、見過ごされたその「感覚」は、「ここにいるよ!」「気づいて!」と言わんばかりにどんどん大きくなっていきます。

「感覚」の中に、心の奥底に秘められた「想い」があるから。

「未完了の想い」が体の症状として現れるから。

だから、「そこにいることに気づいていますよ。」と、寄り添ってあげるだけで軽くなるのです。

コロナ禍で生活の色々なことが制限され、過去に無かったほどストレスも多くかかってくる世の中になってしまいました。

その中で「自分」を保ち、尚且つ「より良い自分」へと進んでいくためには、やはり自分で自分の心を癒す「セルフセラピー」が大事になってくる。そう思います。

Cherie

愛媛県(南予)のヒーリングサロンです。今は心理カウンセリングとチャクラカウンセリングを行っています。

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